2007年8月27日月曜日

ワンルームマンション投資術?

一棟物件が不動産投資の王道
今から25年も前に「ワンルーム・マンション投資術」といった本が一部の若い不動産営業マンの必読書だった事が有りました・
著者は東京の中野で不動産会社を経営されてました。内容は節税対策目的で、自己資金を最小限に抑えワンルーム・マンションをローンを活用して購入、金利、減価償却費(定率法)、諸経費を計上して不動産賃貸収支を赤字にして、給与所得と損益通算して所得税の還付を受ける、住民税も減額される良いことばかりで、当時の若いサラリーマンには人気の不動産投資でした。
時代背景として今では信じられない高金利(都市銀で8.2%・ノンバンクで10%)と減価償却の定率法が使えた、不動産業界が不景気で都内の一等地のマンションでも虫食い状態で完売できない状況が在りました。従ってそんな売れ残りのマンションを2DKでも3DKでもとにかく投資用として販売したんです、「利回り保証付」で。私も沢山売りました。
区分所有マンション1室の賃貸経営は「満室かゼロ」しかない。
キャピタルゲインはまず望めない。
売却が容易でない。
コレだけは忘れないでください。

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