それに対し、変動金利型は速やかに返済できれば
低金利ですむ反面、期間が長引けば長引くほど
金利が上昇すると言う方式になっています。
前者は安定を、後者はハイリスクハイリターンを
それぞれ含んでいるのです。
そして、その中間に位置するのが固定金利期間選択型
という訳です。
現在、最も多く利用されているのが固定金利期間選択型です。
全期間固定型ほど最低金利が高くなく、変動金利型ほど
リスクが高くない上に自分で固定期間を選択できる事が
人気の要因となっているようです。
住宅ローンの返済は大抵の場合、長期に渡って行われます。
それ故に、自分に合う返済方法をしっかり見極めなければ、
後々苦労してしまう事になるでしょう。
しっかりと計画を練って、無理のないプランを選択する事が
望ましいのです。
しかし現実の問題として住宅購入者の多くの方は、設計の
打ち合わせやカラーコーディネート、設備の選択には毎週
のように打ち合わせに参加しますが、いざローンの事に
なると業者任せのケースが多いのが不思議なんです。
まあ、業者にしてみれば完成引渡しまでは、夢の世界に
居て貰った方が都合が良い訳ですから・・・
これから始まる住宅ローンと言う巨大元金の支払い方法は、
5年後10年後のことより、いかに支払いやすいかを強調
するのがごく普通の営業でしょうから。
更に銀行の思惑も微妙に影響します。
良く判らないから業者・銀行のお薦めに乗るのではなく、
負債を資産にする確実・安全なローン選択を研究して下さい。
ローンの比較サイトの利用もお薦めです。