2008年9月14日日曜日

住宅ローンの基礎知識

それに対し、変動金利型は速やかに返済できれば
低金利ですむ反面、期間が長引けば長引くほど
金利が上昇すると言う方式になっています。
前者は安定を、後者はハイリスクハイリターンを
それぞれ含んでいるのです。
そして、その中間に位置するのが固定金利期間選択型
という訳です。
現在、最も多く利用されているのが固定金利期間選択型です。
全期間固定型ほど最低金利が高くなく、変動金利型ほど
リスクが高くない上に自分で固定期間を選択できる事が
人気の要因となっているようです。
住宅ローンの返済は大抵の場合、長期に渡って行われます。
それ故に、自分に合う返済方法をしっかり見極めなければ、
後々苦労してしまう事になるでしょう。
しっかりと計画を練って、無理のないプランを選択する事が
望ましいのです。
しかし現実の問題として住宅購入者の多くの方は、設計の
打ち合わせやカラーコーディネート、設備の選択には毎週
のように打ち合わせに参加しますが、いざローンの事に
なると業者任せのケースが多いのが不思議なんです。
まあ、業者にしてみれば完成引渡しまでは、夢の世界に
居て貰った方が都合が良い訳ですから・・・
これから始まる住宅ローンと言う巨大元金の支払い方法は、
5年後10年後のことより、いかに支払いやすいかを強調
するのがごく普通の営業でしょうから。
更に銀行の思惑も微妙に影響します。
良く判らないから業者・銀行のお薦めに乗るのではなく、
負債を資産にする確実・安全なローン選択を研究して下さい。
ローンの比較サイトの利用もお薦めです。

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