2007年10月31日水曜日

金融テクニック?

金融テクニック

村上ファンド等が良くも悪くも注目される様になり世間一般に認知される様になったテクニックです。LTV(借入比率)を高めレバレッジ(てこの原理)を利かせ自己資本収益率(キャシュオンキャッシュ)を高める手法です。しかしこのテクニックは大きな収益率を生み出すのと同時に金利が上昇した場合には逆のレバレッジがかかり一挙にリスクが倍増してしまいます。まさに諸刃の剣、ハイリスク・ハイリターンのテクニックです。
物件自体の力、純収益利回りを基本にした後で初めて、金融テクニックを活用することにより、更に多くのキャッシュフロー(現金)を得て自己資金の配当率をより高めることが出来るのです・・・と横文字を多用するといかにも!凄いテクニックみたいですが、バブル以前から流行ってた「ワンルーム投資術」で実行されていた方法と大差ないことですな。確かにこの方法で多くの善良なサラリーマン諸氏が、一時の節税効果で少し得をして、その後のバブル崩壊で競売の嵐、自己破産への道を突き進んだのが思い出されるのは、管理人だけですかネ。不動産投資には最低限の自己資金が必要なのは真実です。特に初めて不動産投資用物件を購入する、ごく普通の人には・・・その辺は次回です。

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