2008年8月15日金曜日

不動産投資・金利の上昇・資金流動化

3)金利の上昇

長いこと続く現状の超低金利が、これから先も10年20年
と継続するとは考えられません。
ローンを利用して「不動産投資」をする場合、変動金利を
選択した場合には返済額アップのリスクを負うことになります。
返済期間を短く設定する、繰上げ償還をする、固定期間を
長くするなどのリスク対策が必要です。
ある程度自己資金がある上でローンを利用するという姿勢が
望ましいと思われます。

4)資金流動化のリスク

将来売れなくなるかも知れないというリスクがあります。
立地が良い物件がリスク回避には一番です。
不動産の購入条件で妥協してはいけないのが、駅からの
距離です。
JR、私鉄を問わずまず、「駅近」10分以内が限界です。
売りにだしても半年、1年さらし物になっている物件は、
ただ一点駅から徒歩15分以上の物です。
表面利回りが13%を超えていても無しのつぶてです、
とにかく「駅近」に拘ることです。
利回りが良ければ、流動化し易いと言えます。
この場合の表面利回りは、駅近で13%以上が目安です。
高利回りの物件を運用し、すでに投下資金を回収しているの
ならば、別段売却価格に固執する必要はないはずですから。

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