2008年2月14日木曜日

住宅ローンの返済は毎月均等払いのみが無難

ボーナス併用払いを利用しなければ返済できないような、住宅購入計画は住宅ローンに頼りすぎて、先々のことを考えると危険です。バブル以前の日本が右肩上がりの経済成長期なら、土地値が下がる事も無かったし、給与が下がる事も無かったから、ほとんどの方がボーナス併用払いを選択したものです。しかしその時代でも住宅ローンの失敗は、ボーナス払い部分でした。話は逸れますが住宅金融公庫が一番利用された時期に今では考えられない、「ステップ償還」なる返済方法が有りました。最初の5年間は70年償還の金利だけの支払い(管理人の記憶です)6年目から支払い方法が変わり、更に11年目から通常の金利5.5%の支払いになる、大筋そんな償還方法でした。公庫と言えば「国営」でしたからこの支払い方法にこぞって飛びつきました。住宅販売会社は厚生年金との併せ借りをガンガンと使いましたし、購入者も「建物公庫仕様」と、支払い易さに引かれて利用しましたね、国も住宅ローンの専門家(公庫)も右肩上がりを信じていたわけですネ。その結果がバブル後の競売の嵐です、6年目の増額は凌げても11年目で破綻です。

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